更年期障害とは
更年期とは、一般的には閉経前後それぞれ5年の、合わせて10年程度の期間を指します。45歳から55歳頃に訪れる方が多いです。
更年期に伴う身体の不調は、閉経に向けた女性ホルモンの分泌量低下が原因で、ほてり、のぼせ、異常な発汗(ホットフラッシュ)、頭痛、めまい、慢性的な肩こり、頻尿、尿失禁、性交痛、イライラ、不安、睡眠障害などが主な症状としてあげられます。
女性ホルモンの分泌量は、閉経後さらに低下して、これは骨粗鬆症や脂質異常症の発症リスクの上昇に繋がります。これらの症状とうまく付き合い、疾患の発症や進行を防ぐために、この更年期をどのように過ごすかは非常に重要です。
更年期障害はどれくらい(何年間続く)?
更年期の症状は、多くの場合閉経前後5年によくみられ、症状の持続期間は1~2年、長くとも2~3年程度であると言われていますが、これには個人差があり、7~8年程症状が続くという方もいらっしゃいます。
更年期障害の症状
更年期障害の代表的な症状としては、
- 顔のほてり
- 急に暑さを感じる
- ホットフラッシュ(異常な発汗)
- 手足や腰の冷え
- 動悸、息切れ
- 頭痛
- めまい・吐き気
- 肩こり、腰痛
- 手足の痛み
- 疲れやすい、疲労感・強い倦怠感
- イライラ
- 怒りっぽくなる
- 不安、憂鬱
- 寝つきの悪さ、すぐに目が覚めて眠れない
などがあげられます。
当院で取り扱いのあるプラセンタ注射剤
ラエンネック
ランエネックは、慢性肝炎や肝硬変といった、慢性肝炎をお持ちの患者様の場合、保険が適応となります。慢性肝炎ではない患者様に関しても、禁忌事項が無ければ自費診療での投与が可能です。なお、保険適応で治療を実施する場合は、初診の際に採血検査を行い、感染症や肝機能を調べさせていただきます。
メルスモン
メルスモンは、主に40~59歳の更年期障害を抱える女性や、産後1年以内で、母乳が充分に出ない、乳汁分泌不全の患者様の場合、保険が適応となります。
更年期障害のプラセンタ注射は保険適用になる?
プラセンタ注射も、メルスモンと同様、主に40~59歳の更年期障害を抱える女性や、産後1年以内で、母乳が充分に出ない、乳汁分泌不全の患者様の場合、保険が適応となります。
更年期障害での保険診療をご希望の場合、他の重篤な疾患でないことを確かめるために診察を行います。いくつか検査をさせていただくこともございますので、ご了承ください。
更年期障害の検査
更年期障害の診断をする際は、問診の他に、血液検査も非常に有用です。血液検査で調べることができるのは、ホルモンやコレステロールの値、血糖値、肝機能、甲状腺機能などです。加えて、尿検査や血圧の測定も実施します。その他、乳房検査や卵巣、子宮の超音波検査が必要なケースでは、専門の医療機関をご紹介しております。
プラセンタ注射の費用
保険適応
料金 | |
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初回 | 1,000円程度 |
2回目 | 500円程度 |
自費の場合(保険適応外)
料金(税込) | |
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1本 | 1,100円 |
2本 | 1,650円 |