ウゴービ(Wegovy)とは?
ウゴービ(Wegovy)は、米国FDAで2021年に肥満症治療薬として承認された最新の注目薬です。有効成分は「セマグルチド(semaglutide)」というGLP-1受容体作動薬で、もともとは2型糖尿病の治療薬として使用されていた成分を、体重減少に特化して高用量化したものです。
GLP-1とは、食後に小腸から分泌されるホルモンで、食欲を抑え、満腹感を高め、胃の動きをゆるやかにするという作用があります。これを薬剤で模倣することで、無理な食事制限をせずとも自然に食べ過ぎを防ぐ効果が期待されます。
ウゴービの効果と科学的根拠
臨床試験では、ウゴービを68週間使用した被験者は、平均で体重の14.9%を減少させたという報告があります。これは、既存の肥満治療薬と比較しても極めて高い減量効果であり、医師の指導のもとで使用すれば、持続的かつ健康的な減量が期待できます。
また、ウゴービの効果は単に体重を減らすだけでなく、高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病リスクの改善にも寄与します。したがって、見た目の改善だけでなく、長期的な健康維持を目指す方にも適した治療法です。ではもう少し、詳しくウゴービの医学的な効果についてみていきます。
①ウゴービ(Wegovy)の
注目すべき点
単なる「食欲抑制薬」とは異なり、内分泌ホルモンに着目した生理学的アプローチによって、持続的かつ医療的に安全な減量を可能にしている点です。
有効成分であるセマグルチド(semaglutide)は、人間の体内で分泌されるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)というホルモンを模倣した合成物です。GLP-1は食後に腸管から分泌され、脳の食欲中枢に働きかけて満腹感を促し、さらに胃排出を遅らせることで満腹状態を長引かせる作用があります。
ウゴービでは、このGLP-1受容体作動薬を週1回皮下注射するだけで、24時間以上持続的に食欲と摂取量を抑制する効果が得られます。特に注目すべきは、食事量そのものを自然に減らせることで、無理な制限をしなくても摂取カロリーを抑えることができるという点です。これは、従来の「意思による努力」に頼ったダイエットとは異なり、生物学的な仕組みに基づいた減量という新しいアプローチといえます。
②臨床試験における効果の実証
このウゴービの減量効果は、複数の大規模臨床試験(STEP試験)によって科学的に証明されています。
たとえば、2021年にNew England Journal of Medicineに掲載されたSTEP 1試験では、非糖尿病の肥満患者1961人を対象に、68週間の治療を実施。結果として、ウゴービ群では平均14.9%の体重減少(ベースライン体重から約15kg前後)が確認されました。これは、対照群(プラセボ群)の体重減少2.4%と比較して極めて大きな差であり、統計的にも臨床的にも明確な有効性が示されています。
さらに、STEP 2試験では、2型糖尿病患者に対しても平均9.6%の体重減少が認められており、糖尿病を合併した肥満患者においてもその効果が発揮されることが示されました。
また、STEP 4試験では、ウゴービ使用後に薬を中止すると体重が再び増加に転じることが確認されており、この薬剤が体重の恒常性に対する「ブレーキ」を外す機能を担っている可能性が示唆されています。これらの結果からも、ウゴービが単なる短期的なダイエット補助薬ではなく、慢性的な肥満症に対する長期治療薬としての位置づけを持つことが理解できます。
③体重減少以外の付随効果
ウゴービによる効果は体重の減少だけにとどまりません。臨床試験においては以下のような健康改善効果も報告されています。
- 血圧の低下
- 空腹時血糖およびHbA1cの改善
- LDLコレステロールの減少
- 肝機能マーカーの改善
- QOL(生活の質)の向上
このように、単なる美容目的のダイエットではなく、肥満が引き起こす全身への負荷を軽減する「予防医療」としての意味合いも大きいのがウゴービの特長です。
※参考・出典
Wilding JPH, et al. (2021). Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity. New England Journal of Medicine, 384:989–1002.
→ [STEP 1試験:非糖尿病者への体重減少効果を証明した主要論文]
Davies M, et al. (2021). Effect of Once-Weekly Semaglutide on Weight Loss in People with Type 2 Diabetes (STEP 2 Trial). Lancet, 397(10278):971–984.
→ [2型糖尿病患者対象の体重減少データ]
Rubino D, et al. (2021). Withdrawal of once-weekly semaglutide and regain of body weight in people with overweight or obesity: STEP 4 Trial. JAMA, 325(14):1414–1425.
→ [治療中止後の体重再増加を報告した研究]
Kushner RF, et al. (2022). GLP-1 receptor agonists in obesity treatment: Mechanism, safety, and future directions. Obesity Reviews, 23:e13438.
→ [GLP-1の作用メカニズムと治療戦略に関する総説]
ウゴービが適している方
- BMIが30以上の方(肥満症)
- BMIが27以上で、以下のいずれかの合併症を有する方
- 高血圧
- 脂質異常症
- 2型糖尿病
- 睡眠時無呼吸症候群 など
ウゴービは、医学的に肥満と診断された方のために開発された新しいタイプの治療薬です。単に「痩せたい」と思っている方すべてに適応されるわけではなく、医師による正確な診断のもとに適応が判断されます。
たとえば、BMI(体格指数)が30以上の方は、医学的にも「肥満症」と分類され、ウゴービの治療対象となります。また、BMIが27以上であっても、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの健康リスクを抱えている場合には、より積極的に治療が検討されます。
特に、過去に自己流のダイエットで効果が出なかった方、リバウンドを繰り返してきた方、または忙しさやストレスによって食生活のコントロールが難しいという方にとって、ウゴービは非常に有力な選択肢となります。自分の意思だけではなかなか変えられなかった「食欲」や「満腹感」といった根本的な課題に、医学的にアプローチできる点が、この治療の大きな強みです。
また、加齢に伴って代謝が落ち、以前よりも痩せにくくなったと感じている方にも適しています。ウゴービは、単なる美容目的ではなく、生活習慣病予防や健康寿命の延伸といった医療的な目的を伴う減量を目指す治療薬です。
ウゴービと他の肥満治療薬との違い
薬剤 | 主な作用 | 平均体重減少目安 | 用法 | 主な副作用 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ウゴービ | GLP-1作動薬/食欲抑制・胃排出遅延 | 約14〜15% | 週1回皮下注射 | 吐き気、便秘、頭痛 | 高い減量効果/長期使用可能/自由診療 |
リベルサス | GLP-1作動薬(経口) | 約6〜8% | 毎朝内服(空腹時) | 吐き気、胃部不快感 | 経口薬で注射不要だが効果はやや弱い |
サノレックス | 中枢神経刺激による食欲抑制 | 約5〜7% | 毎日内服(最長3ヶ月) | 不眠、動悸、依存性リスク | 即効性あり/保険適用(高度肥満) |
オルリスタット | 脂肪吸収抑制 | 約3〜5% | 毎食時に服用 | 脂肪便、下痢、腹部不快感 | 食事の脂質制限と併用/便通が気になる方は注意 |
漢方薬 | 代謝改善、便通調整 | 体質により差 | 長期内服可能 | まれに胃腸症状、アレルギー反応 | 比較的副作用が少ない/軽度肥満や女性に多く選ばれる |
副作用と安全性、
使えない方について
ウゴービは強力な作用を持つ薬であるがゆえに、その効果と同時に、副作用に関してもしっかりと理解しておくことが重要です。多くの方にとっては軽度で一過性の副作用にとどまりますが、使用を開始する前に知っておくべきポイントがいくつかあります。
もっとも多く報告されている副作用は、消化器症状です。使用初期には、軽度の吐き気や胃のむかつき、下痢や便秘といった症状を感じることがあります。これらは、体が薬に慣れていない段階で起こりやすく、特に最初の数週間に集中して見られます。しかしながら、時間が経つにつれてこれらの症状は和らぎ、ほとんどの方は問題なく継続できます。
一方で、ごく稀に膵炎や胆嚢疾患などの重篤な副作用が起きるケースも報告されています。これらの症状を未然に防ぐためにも、オンライン診療であっても定期的なフォローアップと医師によるチェックは欠かせません。
また、ウゴービはすべての人に使える薬ではありません。妊娠中の方、授乳中の方、膵炎の既往歴がある方、甲状腺に関する特定の病歴を持つ方などは、治療が制限されることがあります。そのため、使用を希望する場合は、まず医師にこれまでの健康状態や服用中の薬を正確に伝え、慎重な判断のもとで治療を開始することが大切です。
オンライン診療でウゴービを
安全・手軽に始められる理由
四谷内科・内視鏡クリニックでは、患者様の通院負担を最小限にしつつ、効果的で安全な肥満治療を実現するために、オンライン診療によるウゴービの処方を提供しています。医師との対話は、スマートフォンやパソコンを通じてビデオ通話で行われるため、クリニックまで足を運ぶ必要がありません。仕事や家事、子育てなどで日々忙しい方でも、ご自身のスケジュールに合わせて診察を受けることができます。
さらに、初診からオンラインでの診察が可能なため、遠方にお住まいの方や、近くに専門的な医療機関がないという方にも、大きなメリットがあります。医師はオンライン上で問診を行い、既往歴、現在の健康状態、体重やBMIなどをもとにウゴービの適応を判断。適応が確認された場合には、治療開始前に使用方法や副作用のリスクについて丁寧に説明し、納得いただいたうえで処方へと進みます。
処方された薬は、専用のクール便でご自宅に配送され、面倒な薬局への受け取りも不要です。加えて、治療中も定期的にオンラインでのフォローアップを行い、体重の推移や体調の変化を確認しながら、必要に応じて治療内容を見直す体制を整えています。
ウゴービ治療の流れと
診療スケジュール
ウゴービを使った減量治療は、単なる「薬の処方」ではありません。当院では、医学的な視点から治療の全プロセスをサポートし、患者様一人ひとりの目標に寄り添った治療設計を行っています。
初回診察では、食習慣や生活環境、過去のダイエット歴、現在抱えている健康リスクなどを詳細にヒアリングします。そのうえで、GLP-1受容体作動薬であるウゴービの作用や副作用、効果の出方、自己注射の方法について、画像や図を用いながら分かりやすくご説明します。
治療を開始する際には、いきなり高用量から始めることはせず、まずは少量からスタートして、体が薬に慣れるのを見ながら段階的に用量を調整していきます。この漸増ステップは、副作用を軽減しつつ効果を高めるために不可欠なプロセスであり、医師の指導のもとで慎重に進められます。
治療中は毎月1回、オンラインでのフォローアップ診察を行います。体重の変化だけでなく、日々の食欲や睡眠の質、体調の変化についても確認し、必要に応じて治療計画を修正します。また、副作用の有無や自己注射に関する不安がある場合は、追加の相談や対面でのサポートも行っています。
ウゴービは保険適用される?
現時点(2025年現在)において、ウゴービ(Wegovy)は厳しい条件下で保険適応されています。
①施設基準
- 内科、循環器内科、内分泌内科、代謝内科又は糖尿病内科を標榜している保険医療機関であること。
- 施設内に、以下の<医師要件>に掲げる各学会専門医いずれかを有する常勤医師が 1 人以上所属しており、本剤による治療に携われる体制が整っていること。また、以下の<医師要件>に掲げる各学会専門医のうち、自施設に所属していない専門医がいる場合は、当該専門医が所属する施設と適切に連携がとれる体制を有していること。
- 以下の<医師要件>に掲げる各学会のいずれかにより教育研修施設として認定された施設であること。
- 常勤の管理栄養士による適切な栄養指導を行うことができる施設であること。実施した栄養指導については診療録等に記録をとること。
②医師要件
以下の基準を満たすこと。
- 医師免許取得後2年の初期研修を修了した後に、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病並びに肥満症の診療に5年以上の臨床経験を有していること。
又は医師免許取得後、満7年以上の臨床経験を有し、そのうち5年以上は高血圧、脂質異常又は2型糖尿病並びに肥満症の臨床研修を行っていること。
高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病を有する肥満症の診療に関連する以下のいずれかの学会の専門医を有していること。
・日本循環器学会
・日本糖尿病学会
・日本内分泌学会
なお、日本肥満学会の専門医を有していることが望ましい。
③投与対象となる患者
患者選択について
投与の要否の判断にあたっては、以下のすべてを満たす肥満症患者であることを確認する。
- 最新の診療ガイドラインの診断基準に基づき、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれか1つ以上の診断がなされ、かつ以下を満たす患者であること。
・BMI が 27kg/m²以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害(注 1)を有する。
・BMI が 35kg/m²以上
(注1)肥満症に関する健康障害(4382 試験の組入れ基準とされた健康障害)
(1)耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)(2)脂質異常症(3)高血圧
(4)高尿酸血症・痛風(5)冠動脈疾患(6)脳梗塞(7)非アルコール性脂肪性肝疾患
(8)月経異常・不妊(9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
(10)運動器疾患(11)肥満関連腎臓病 - 高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病並びに肥満症に関する最新の診療ガイドラインを参考に、適切な食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、本剤を投与する施設において当該計画に基づく治療を6ヵ月以上実施しても、十分な効果が得られない患者であること。また、食事療法について、この間に2ヵ月に1回以上の頻度で管理栄養士による栄養指導を受けた患者であること。なお、食事療法・運動療法に関しては、患者自身による記録を確認する等により必要な対応が実施できていることを確認し、必要な内容を管理記録等に記録すること。
- 本剤を投与する施設において合併している高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病に対して薬物療法を含む適切な治療が行われている患者であること。本剤で治療を始める前に高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれか1つ以上に対して適切に薬物療法が行われている患者であること。
※出典 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/
12404000/001167636.pdf?utm_source=chatgpt.com
当院での診療はその保険診療の適応外の方、もしくはウゴービの保険診療が可能な医療機関に通えない方を対象となります。
当院でのウゴービ処方は、体重減少が健康につながると期待される肥満の方を対象とします。BMIの数値や既往歴、その他問診の結果、既に痩せている等、薬剤による体重減少が危険と医師が判断する場合当院ではウゴービの処方はできかねます。
では、なぜ自由診療なのにウゴービが選ばれているのか?
自由診療というと、「高額で手が出しにくい」「信頼性が低いのでは?」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ウゴービは世界中で数百万人以上が使用しているグローバルな肥満治療薬であり、アメリカ・ヨーロッパなどの先進国ではすでに標準的な肥満治療として認可・普及しています。
また、自由診療だからこそ、以下のようなメリットも存在します。
- 医師とじっくり相談しながら個別性の高い治療設計が可能
- 定型的な治療に縛られず、希望やライフスタイルに合わせた提案ができる
- オンライン診療や薬の配送など、柔軟な診療体制が組める
これらの理由から、「本気で体重を落としたい」「これまで何をしても痩せなかった」という方々にとっては、自由診療であっても十分に検討する価値のある選択肢と言えます。
当院のウゴービの費用
ウゴービ | 2セット(半月) | 4セット(1か月) |
---|---|---|
0.25mg | 15,000円 (税込16,500円) |
30,000円 (税込33,000円) |
0.5mg | 27,500円 (税込25,000円) |
55,000円 (税込50,000円) |
1.0mg | 55,000円 (税込60,500円) |
110,000円 (税込121,000円) |
1.7mg | 66,000円 (税込72,600円) |
132,000円 (税込145,200円) |
2.4mg | 70,000円 (税込77,000円) |
140,000円 (税込154,000円) |
ウゴービと医療費控除の関係
日本国内において、医療費控除は自己または生計を一にする配偶者や親族のために支払った医療費が一定額を超える場合に、所得控除を受けられる制度です。これには、医師による診療や治療の対価、治療に必要な医薬品の購入費用などが含まれます。
ウゴービによる治療費が医療費控除の対象となるかは、その治療が「疾病の治療」を目的としているかどうかが判断基準となります。具体的には、医師が肥満症と診断し、ウゴービの使用が必要と判断された場合、その治療費は医療費控除の対象となる可能性があります。一方、単なる美容目的や自己判断での使用の場合、医療費控除の適用は難しいと考えられます。
また、医療費控除の対象となる医療費には、通院のための交通費も含まれます。ただし、一般的に支出される水準を著しく超えないものが対象となりますので、領収書などの証明書類を保管しておくことが重要です。
※参考 国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/
taxanswer/shotoku/1122.htm?utm_source=chatgpt.com
ウゴービの
海外における適用状況
ウゴービは、海外でも肥満症治療薬として広く使用されています。例えば、アメリカでは青少年への使用が急増しており、ドイツ、英国、デンマーク、アラブ首長国連邦(UAE)でも青少年への適用が承認されています。 しかし、そのコストや保険適用の有無は国や地域によって異なります。例えば、デンマークではウゴービのコストが1カ月当たり約340ドルと報告されており、米国では定価で1カ月約1350ドルとされています。
また、デンマークでは医薬品監督パネルがウゴービの処方制限を勧告しており、米国でも一部の医療保険会社が保険適用を取りやめる動きがあります。 このように、海外ではウゴービの効果やコスト、副作用などに関する議論が続いており、保険適用の状況も変化しています。
※参考
Bloomberg:
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/
2024-06-14/SF0XU9T0G1KW00?utm_source=chatgpt.com
Reuters:
https://jp.reuters.com/markets/global-markets/
ENKWGNSS3VN6FMLYUIFS5F676M-2024-02-16/?utm_source=chatgpt.com
ウゴービのよくある質問
ウゴービは保険適用されますか?
現時点で、日本国内ではウゴービは自由診療(自費診療)での取り扱いとなります。つまり、健康保険は適用されず、診察料・薬剤費用などはすべて自己負担です。
ただし、自由診療だからこそ、より柔軟で個別性の高い治療設計が可能であり、生活スタイルや目標に合わせたオーダーメイドの減量指導が受けられます。
自分で注射するのは怖くありませんか?
ウゴービは、週に1回、ペン型の注射器を使って皮下注射します。注射といっても、針は極めて細く、痛みはほとんど感じない方が大半です。
また、初回診察時に、使い方を丁寧にオンラインで指導し、わかりやすい操作マニュアルや動画もお渡しします。不安な方には、対面での使用指導やフォローも可能ですのでご安心ください。
どれくらいで効果が出ますか?
効果には個人差がありますが、早い方では1か月程度で「食欲が自然に抑えられている」と実感される方もいます。3か月〜6か月継続することで、見た目の変化や体重の安定した減少が見られるケースが多く、無理な食事制限なしに変化を感じられるのが特徴です。
ウゴービをやめたらリバウンドしますか?
薬の使用を中止したあと、適切な生活習慣を維持しないとリバウンドのリスクはあります。しかし、当院では治療中に「太りにくい習慣」を自然に身につけていただけるよう指導し、薬に頼りすぎない体づくりをサポートしています。
やめたあとも継続的なフォローアップをご希望の方には、生活習慣改善プログラムや管理栄養士による栄養相談などのメニューもご提案可能です。